ヒットチャートの「米国ビルボード」と「ビルボードジャパン」は7日、2018年の年間チャートを発表した。楽曲の総合チャート「ビルボードジャパン・ホット100」1位は米津玄師さんの「Lemon」、総合アルバムチャート「ビルボードジャパン・ホットアルバムス」1位は安室奈美恵さんの「Finally」だった。
総合ソングチャート「ビルボードジャパン・ホット100」は、CDの売上枚数とダウンロード、ストリーミング、ユーチューブ再生回数など、七つのデータを合算している。
「Lemon」はダウンロード、ルックアップ(パソコンでのCD読み取り回数)、ツイッター、動画再生の4分野で首位を獲得した。総合2位はDA PUMP「U.S.A.」で、同楽曲を使用した動画の日本国内での再生数はのべ1億8千万回以上となった。
アルバムの「Finally」は17年に続いて同一作品で2年連続の首位。
米津玄師さんのコメントは次の通り。
「『Lemon』がここまで広く受け入れられる曲になるとは思いませんでした。ほんの1年前にこの曲を作っていたはずなのに、今では遠い昔のことみたいです。自分の手を離れて、想像もつかないような遠いところまで届くようなものになったことを、作曲者として光栄に思いつつも、どこか他人事のような気持ちでもいます」(坂本真子)