東京医科大は7日、2017年度、18年度入試で不正に不合格とした計101人の受験生のうち、44人の合格を認めたと発表した。計49人から入学希望の意思表示があったが、定員を理由に5人は再度、不合格にしたという。改めて不合格とされた5人は全員、18年度の一般入試を受けた女子だった。補償は今後、検討するという。
同大の19年度の一般入試の募集定員はセンター試験利用者を含めて90人を予定していたが、追加合格を認める44人を差し引いて46人となる。追加合格者から入学辞退者が出た場合でも、今回の「再不合格」の5人は繰り上げ合格の対象としない。(貞国聖子)