読売新聞社は12日、新聞の購読料について来年1月1日から、朝夕刊セットの月ぎめで363円引き上げて4400円(税込み)に値上げすると発表した。消費税率引き上げ時を除く、本体価格の値上げは1994年1月以来、25年ぶり。戸別配達網を維持するためとしている。朝刊の1部売りは、20円引き上げて150円(同)にする。夕刊は50円(同)で据え置く。
さらに同社は、新デジタルサービス「読売新聞オンライン」を来年2月1日に開設し、新聞の購読者に対して追加料金なしでニュースサイトを見られるようにすると発表した。
日本経済新聞社は昨年11月1日から、朝夕刊セットの月ぎめ購読料(同)を4509円から4900円に引き上げている。