米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の是非を問う県民投票(来年2月24日投開票)について、宜野湾市の松川正則市長は25日に会見し、実施しない意向を表明した。
本土との溝、基地問題の行方は…沖縄はいま
市議会が20日、関連の予算案を否決し、再議でも否決していた。松川市長は「市議会の意思は極めて重い。意に反して実施することはいたしかねる。宜野湾市長として、熟慮に熟慮を重ねた結果だ」と述べた。
議会での二度にわたる予算案否決を受け、県民投票を実施しないと表明した首長は、宮古島市の下地敏彦市長に続いて2人目。