将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が28日、大阪市福島区の関西将棋会館での第45期棋王戦(共同通信社主催)の予選で、村田顕弘(あきひろ)六段(32)と対局している。両者にとって、2018年最後の公式戦だ。
名人への道 藤井聡太
永世七冠 羽生善治
対局は午前10時に始まった。持ち時間は各4時間。終局は夜になる見通し。
棋王戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。全棋士と女流名人、アマ名人が参加。予選がトーナメントで行われ、その通過者とシード者で挑戦者決定トーナメントが行われる。挑戦者決定トーナメントはベスト4以上は2敗失格制で、敗者復活戦がある。挑戦者決定戦は変則二番勝負で、勝者組優勝者は2局のち1回勝てば挑戦権を獲得できるが、敗者復活戦優勝者は2連勝が挑戦の条件となる。挑戦者と棋王が例年2~3月に五番勝負を行う。
来年2~3月の第44期棋王戦…