(26日、バスケットボール全国高校選手権男子準々決勝=桜丘85―71実践学園)
元日本代表の父を持つ桜丘の富永啓生が39得点を挙げる活躍を見せた。今大会で4試合を戦い、平均得点も39点となった。総得点ランキングの上位は留学生ばかりが占める中、堂々の1位にランクしている。
持ち前の得点力を第1クオーター(Q)から遺憾なく発揮した。柔らかいタッチの3点シュートに加え、鋭い突破力も兼ね備える。最初に光ったのは外からのシュートだ。第1Qだけで3点シュート4本を含む19得点を挙げてリズムを作り、チームを4年ぶりに4強に導いた。
父は日本代表でも活躍した啓之さん。身長211センチながら中距離のシュートのうまいセンターだった。富永は185センチと身長は及ばないが、シュート力は父譲りだ。
修行僧のような雰囲気とは裏腹…