中東レバノンのシリア難民キャンプで、2018年末から大雨や雪に断続的に見舞われ、洪水による被害が続いている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が11日、発表した。
UNHCRによると、シリア国境に近いレバノン東部ベカー渓谷のシリア難民キャンプでは、ここ数日にわたって大雨や雪が続き、難民のテントが水浸しになっているという。
内戦でシリア国外に逃れた難民約560万人のうち、レバノンは約100万人を受け入れている。年末からの洪水被害で、同国のシリア難民キャンプでは1人が亡くなり、1万人以上がテント浸水などの被害にあったという。
また、在英の反体制派NGOの…