第12回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦1、2回戦が28日午前10時から、東京都渋谷区の将棋会館で指される。ベスト4のうち3人はすでに決まっており、過去5回優勝の羽生善治九段(48)ら4棋士が残る一席をかけて対戦する。 午前10時からは前王座の中村太地七段(30)と渡辺大夢(ひろむ)五段(30)、午後2時からは羽生九段と千田翔太六段(24)が戦い、勝者同士が午後7時から戦う。渡辺五段と千田六段はともに1次予選から勝ち上がってきており、シード棋士の壁を越えられるかが見ものだ。 朝日杯の本戦は16人によるトーナメント。ベスト4には、前回優勝の藤井聡太七段(16)、第1回優勝の行方尚史八段(45)、第6回優勝の渡辺明棋王(34)と、優勝経験者3人が勝ち上がっている。2月16日に東京・有楽町朝日ホールで行われる準決勝では、行方八段と藤井七段、渡辺棋王と28日の勝者が対戦することが決まっている。 棋譜は朝日新聞デジタル(http://www.asahi.com/shougi/)でライブ中継される(有料会員が対象)。(村上耕司) |
羽生九段ら、4強最後の一席かけ対戦 朝日杯将棋
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