第12回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦が28日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、千田翔太六段(24)が1、2回戦を勝って準決勝に進み、ベスト4が出そろった。準決勝と決勝は2月16日に東京・有楽町朝日ホールで行われ、準決勝では千田六段と渡辺明棋王(34)、藤井聡太七段(16)と行方尚史八段(45)が対戦する。
名人への道 藤井聡太
永世七冠 羽生善治
この日行われた1回戦で、千田六段は羽生善治九段(48)に、渡辺大夢(ひろむ)五段(30)は中村太地七段(30)に勝った。その後の2回戦で、千田六段が渡辺五段に勝ち、準決勝進出を果たした。千田六段は前回の藤井七段と同じく1次予選から勝ち上がった。ベスト4の他の3人はいずれも優勝経験者で、その中で初の栄冠を目指す。
棋譜は朝日新聞デジタル(http://www.asahi.com/shougi/)で見られる(有料会員が対象)。(村上耕司)