米議会予算局(CBO)は28日、25日まで5週間にわたって続いた米政府機関の一部閉鎖の影響で、2019年の通年で国内総生産(GDP)が30億ドル(約3300億円)分押し下げられる見通しだと発表した。19年に見込まれるGDPの0・02%に相当する。
年率換算で2・5%の成長を見込んでいた19年1~3月期の実質GDPの成長率は、0・4ポイント押し下げられて2・1%になると見込む。前年同期は2・2%だった。トランプ政権は政府閉鎖の悪影響を「軽い不調程度」(カドロー国家経済会議議長)と強調してきたが、好調な米経済を政権の成果として強調してきただけに、打撃は小さくない。
CBOの「財政経済見通し」の…