28日午後6時9分ごろ、東京都板橋区の東武東上線ときわ台駅に停車中の池袋発川越市行き普通電車(10両編成)で、ホームとは反対側のドアが一斉に開いた。夕方のラッシュと重なり約1200人が乗っていたが、けが人はなかった。
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東武鉄道によると、駅到着後、車掌がホーム側のドアを開ける操作をしたが、開かなかった。確認すると、走行中にドアが開くことを防ぐ保安装置が作動していたため、手動で保安装置を切ると、ホームの反対側だけが開いたという。
再び保安装置のスイッチを入れたところ、ドアは閉まったが、この電車は同駅で運転を打ち切った。東武は保安装置の故障とみて詳しい原因を調べている。