JR旅客6社は12日、ゴールデンウィーク期間(4月26日~5月6日)の新幹線と在来線の指定席予約状況を発表した。全体の予約数は前年比61%増の436万席に達し、東日本大震災翌年の2012年の伸び率41%を超えた。記録が残る1997年以降で過去最高。JR各社は「10連休に加え、ネット予約の普及で予約が早まる傾向があるため」と分析している。
【鉄道特集】テツの広場
ピークは下りが4月27日で、上りは5月5日。複数回の旅行を計画しているケースも多いとみられるという。
新幹線の予約数は、東海道が61%増の190万席。4月27~29日の午前に東京駅を出発する下りは「こだま」を含めほぼ満席。北海道は65%、東北は54%の増。4月27日~5月1日の午前に東京駅を出発する新函館北斗行き「はやぶさ」はほぼ満席という。(細沢礼輝)