三重県四日市市消防本部は1日、同市昌栄町のガソリンスタンド「エネオス浜田SS(林興業)」で、ガソリンが混入した疑いがある灯油を販売したと発表した。ストーブなどで使用すると火災の危険があるとして注意を呼びかけている。
市消防本部によると、1月29日に資源エネルギー庁が灯油を抜き取り検査したところ、引火点が通常(40度以上)より低い36度だったことが31日にわかった。市消防本部はガソリンが混入した可能性が高いとみている。
混入した時期や経緯は分かっていないが、ガソリンスタンドが灯油を検査前の直近で仕入れた1月23日から同31日までに、72人に対し4184リットル販売したという。問い合わせは同SS(059・353・8038)へ。