自身が宮司を務めていた神社の玉串料を着服したとして、三重県警津署は20日、津市栗真町屋町、県護国神社宮司中野雅史容疑者(55)を業務上横領の疑いで再逮捕し、発表した。「こづかいほしさに玉串料を横領したことは間違いない。飲食代などに使った」と容疑を認めているという。
署によると、中野容疑者は神社の業務全般を統括する立場に就いた2017年4月から18年10月までの間、神社に保管していた玉串料約10万円を着服した疑いがある。
津署は1月、同神社のさい銭2万5千円を着服したとして、中野容疑者を業務上横領の疑いで逮捕した。中野容疑者は20日、同罪で起訴された。