各地が今後30年以内に強い地震に見舞われる確率を推計した「全国地震動予測地図」について、文部科学省は1日、西日本の一部地域の確率データに誤りがあったと発表した。最大で0・4%高く見積もっていたという。
地震・防災研究課によると、昨年公表分から計算法を変更したが、対応したプログラムを使わなかったためだという。外部からの指摘で昨年11月、誤りに気づいた。
府県庁所在地の市役所での地震発生確率は、正しくは以下の通り。大阪市55%▽神戸市44%▽鳥取市5・6%▽松江市3・7%▽岡山市42%▽広島市23%▽山口市5・9%▽松山市45%▽福岡市8・2%▽佐賀市8・2%▽大分市54%