日本サッカー協会は7日、昨年の天皇杯で優勝した浦和レッズに違反行為があったとして、罰金200万円と譴責(けんせき)の処分を科したと発表した。
違反があったのは昨年12月9日の決勝。会場は本拠の埼玉スタジアムだったが、天皇杯は日本サッカー協会が主催する。浦和側は主催者の許可を受けずに、試合前日にサポーターをスタジアム内に入れたり、当日サポーターが大型の旗(縦17メートル、横14メートル)をゴール裏に掲げたりしたほか、浦和のチームバスに向かって発炎筒を振りかざしたサポーターに適切な措置をしなかった。これらの行為が安全の確保を怠ったと判断された。