スポーツ好奇心
サッカーのトップチームを陰で支えるホペイロ。「用具係」と訳されることもあるが、選手の道具を管理することだけが仕事ではないようだ。プロのホペイロとして27年目、J2京都で3年目を迎えた松浦紀典(のりよし)さん(48)の仕事ぶりをのぞかせてもらった。
「スパイクを見れば、どの選手のものかすべて分かります」。9日、京都府城陽市にある京都の練習場「サンガタウン城陽」のクラブハウス横。約80足のスパイクやアップ用シューズの汚れをエアで吹き飛ばしながら、松浦さんはこともなげに言った。
ハードな日程だった。8日夜に…