将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が12日、大阪市福島区の関西将棋会館で、第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社・毎日新聞社主催)の一次予選に臨んでいる。
名人への道 藤井聡太
永世七冠 羽生善治
池永天志(たかし)四段(25)との対局で、午前10時から始まった。持ち時間は各3時間。終局は夕方ごろになる見通し。
藤井七段は5日にあった第77期将棋名人戦・C級1組順位戦(朝日新聞社・毎日新聞社主催)で敗れ、公式戦での連勝が10で止まった後の初めての対局となる。藤井七段の2018年度の成績は44対局して37勝7敗、勝率8割4分1厘。通算成績は127対局して108勝19敗、勝率8割5分0厘。
本局は、藤井七段にとっては王将戦一次予選の初戦。一方の池永四段は南芳一(よしかず)・九段(55)に勝ち、本局に臨んでいる。
池永四段は大阪市出身で、小林健二・九段(61)門下。18年4月にプロデビューした。
大阪王将杯王将戦は、全棋士が…