大阪維新の会代表の松井一郎・大阪府知事は13日、任期途中で辞職して統一地方選と同日の出直し選に臨むかどうかを来週にも判断する意向を固めた。大阪都構想案を作成する府と大阪市の法定協議会の運営で公明党と折り合えなければ、吉村洋文・大阪市長(維新政調会長)とともに辞職するダブル選に向けた調整に入る考えだ。
維新と公明は今月に入って党幹部が水面下で会談。都構想の是非を問う住民投票を今秋に実施する検討に入るなど、歩み寄りの機運が出ていた。
だが、公明の八重樫善幸府議団幹事長は13日、次回22日の法定協について、維新の想定している政治家同士の「委員間協議」に入らず事務局質疑を続けるべきだと記者団に説明。都構想案とりまとめは「まだその時期ではない」と語った。
松井氏はその後の記者会見で「…