トランプ米大統領は18日、フロリダ州マイアミで支持者を前に演説し、独裁色を強めるベネズエラのマドゥロ大統領について「キューバの操り人形だ」と述べ、退陣を求めた。「あらゆる選択肢がある」とも主張、改めて軍事介入の可能性をちらつかせて牽制(けんせい)した。さらに社会主義を徹底的に批判。2020年大統領選をにらみ、民主党左派にも攻撃の矛先を向けた。
トランプ氏は演説で「ベネズエラの人々は自由と民主主義のために立ち上がっている。米国は彼らの味方だ」と語った。米国が送った支援物資の国内搬入を認めていないマドゥロ政権に対し「政権の上層部が金を奪いとり、人々を死に追いやっている」と非難した。
軍事介入の可能性に関しては「我々は平和的な政権交代を求めているが、あらゆる選択肢がある」と排除しなかった。
演説の多くは社会主義の非難に…