節分が過ぎて売れ残った大豆と、バレンタインデーが過ぎて売れ残ったチョコレートから作ったお菓子がネット通販サイト「ロスゼロ」で21日から売り出される。まだ食べられる商品が大量廃棄される「食品ロス」の話は恵方巻きだけではないと、サイトを運営するビューティフルスマイル(大阪市)が企画した。
チョコレートを溶かして大豆、カボチャのタネなどを加えて混ぜ、再び固めた菓子。「福を呼ぶスーパーフードチョコレートバー」と名付け、150グラムを税抜き840円で販売する。
大豆もチョコレートも本来、数カ月間は保存できる食材だ。文美月社長は「新しい商品にすれば、メーカー側もブランドイメージを気にしなくて済む。協力してくれる企業をもっと増やしていきたい」と話す。(久保田侑暉)