東京・渋谷のスクランブル交差点横のビル壁に1日、東日本大震災での津波の最大の高さを示した広告が登場した。災害からの学びを伝えようと、ヤフージャパンが企画した。14日まで掲示される。
広告は、2011年3月11日に岩手県大船渡市で観測された最大津波の高さ16・7メートルに赤い線を引き、「もしここ渋谷に来ていたら、ちょうどこの高さ」と示した。「平成は終わるけど、時代は次へと進むけど、あの日のことは忘れないで」とのメッセージでしめくくられている。
ヤフーは17年にも、銀座の旧ソニービルに同様の広告を出した。(栗林史子)