急な進路変更などで他車の走行を妨げ、事故を誘発したのに通報しなかったなどとして、埼玉県警は1日、道路交通法(安全運転義務)違反などの疑いで、さいたま市緑区の会社役員の男(41)を逮捕し、発表した。「事故があったことに気付かなかった」と容疑を一部否認しているという。
高速隊によると男は1月2日朝、蓮田市内の東北道下り線で高級車フェラーリを運転。3車線の右端から左端に急に車線変更して、左端の車線を走っていた別のフェラーリの走行を妨害し、中央分離帯に衝突させる事故を引き起こしたが、事故の報告をせず走り去るなどした疑いがある。別のフェラーリの運転手男性(38)にけがはなかったが、車は大破したという。