東京医科大は6日、同大の不正入試について調べてきた第三者委員会の報告書を公表した。第三者委は、前理事長が残していた受験生に関するメモなどを分析した結果、11人の受験生のうち10人から寄付があり、全員が合格していたうえ、7人については入試で個別に得点調整が行われていたと指摘。さらに、このうち2人については合否が明らかになる前に、寄付に関するやり取りがあったことが「強く疑われる」としている。
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