国際女性デーに関連した取り組みが企業に広がっている。職場での男女平等を早くから重視してきた外資系企業だけでなく、今年は国内の企業も動き始めた。ジェンダー平等への取り組みが投資家にとって重要な指標となるなど、ビジネスに欠かせない視点となっていることが背景にある。
コンサルティング大手のアクセンチュアは8日、東京都内でウェブ参加を含めて3千人規模のイベントを開催した。「女性活躍を進めるトップの意志を示す場」(広報)で、女性社員同士の交流も目的だ。
同社は女性デーイベントを2005年から実施する「ベテラン」。女性社員の出席は必須で「顧客にもこの日だけは対応できないと伝える社員もいる」(広報)。
顧客企業のニーズに対応するた…