女性従業員の声をとりいれた新しい作業着を、トヨタ自動車系部品メーカーの豊田合成とトヨタ紡織が、それぞれ導入する。製造の現場で働く女性が増えてきたことを受け、工場でも、かっこよく、きれいでいたいという声を反映させた。
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豊田合成は車の内外装やエアバッグの部品などをつくるメーカー。今年、創立70周年を迎えるのにあわせこの4月に作業着を一新。2017年の夏に、社内に「見直し委員会」をつくり検討を始めた。
その委員は、20人のうち9人が女性。従業員の9割は男性だが、女性の意見を積極的にとりいれようと、女性を多めに選んだ。
委員らは同僚から聞き取った要望をふまえ、月1回ペースで議論を重ねた。
女性のこだわりをとくに反映したのが、後ろの裾が丸くふくらむ「ラウンドテール」だ。
■化粧がつかない…