政情不安が続く南米ベネズエラで、7日夕から続く大規模停電に関与した疑いがあるとして、マドゥロ大統領に反発して暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長に対する捜査が始まった。国営放送が、サーブ検事総長が12日に発表したと報じた。
ベネズエラの大停電、100時間超 「国家警戒態勢」に
サーブ氏によると、電力システムへの攻撃に関与した疑い。停電についてマドゥロ政権は12日、おおむね復旧したと発表。「米国のサイバー攻撃などが原因だ」と主張している。
検察当局は1月末、グアイド氏が外国勢力と共謀して国を混乱させようとしているとして、同氏の捜査を始めていた。今回、新たな容疑が加わった形だ。
反マドゥロ派は12日午後、各…