米国のジョー・バイデン前副大統領(76)が女性2人からセクハラ疑惑を相次いで告発された問題で、バイデン氏が3日、ツイッターに投稿したビデオで「今後、個人の空間を尊重することにもっと気を使う」と釈明した。
バイデン氏のセクハラ疑惑は、女性の背後から肩に両手を置き、後頭部にゆっくりとキスをしたなどの内容。3月末と今月初めに告発された同氏は、3月31日の声明で「好意や励ましの気持ち」の結果であり、「不適切」ではないと主張した。だが、所属する民主党内からも批判の声が上がっていた。
バイデン氏はビデオで「政治とは人とのつながりだと思ってきた。握手し、肩に手を置く。抱擁し、励ます。今は、一緒に撮るセルフィーばかりだ。社会の規範は変わり始めている」と説明。「より気を使いたい。それが私の責任だ」と述べた。
バイデン氏は、2020年の大…