コカ・コーラボトラーズジャパンは4月から、ジーンズやスニーカーなどカジュアルな服装を認める新たな服装規定を導入した。同社の従業員は約1万7千人。ただ、工場勤務で制服を着用する人や、営業職でスーツを着る人は従来通りの服装で仕事をするため、カジュアルな服装で勤務するのは本社の事務部門などの約3700人となりそうだ。
同社はダイバーシティー(多様性)の推進に取り組んでおり、従業員の個性を認めるため服装規定を明記した。自由な服装とすることで、肩書にとらわれず話しやすくなり、生産性向上にもつながると期待している。
新制度は「Sawayaka Style」。「カジュアルな服装」の具体的な内容は、ポロシャツのほか女性はノースリーブでも可とする一方、穴のあいたジーンズやサンダル、ハーフパンツ、Tシャツなどは不可という。