NTTドコモは16日、スマートフォンを割安に購入できる新たな販売方法を導入すると発表した。36カ月の分割払いで買って2年後以降にドコモへ返却すれば、残りの最大12カ月分の支払いが免除される。端末代は最大3分の1が免除される形だ。政府の方針で法律が改正され、通信契約を条件に端末代を割り引く「セット販売」が今秋から禁じられ、端末代が割高になることを踏まえた方式だ。
ドコモ、端末「36回払い」導入 返却で支払い免除も
ドコモが6月1日に始めるのは「スマホおかえしプログラム」。8万以上の比較的高価なスマホ30機種がまずは対象になる。2年後以降に端末をドコモに返却して残る代金の支払いを免除される際、ドコモでの機種変更や通信契約の継続をする必要はない。つまり、ドコモとの契約継続に「縛られる」ことなく割引を受けられる。
政府がセット販売を禁じることを受け、ドコモはすでに通信料が最大で従来より4割安くなる新料金プランを打ち出している。
安くなる通信料と今回公表された端末割引を組み合わせるとどれだけのお得感があるのだろうか。
ドコモはこれまで、端末を購入…