Jリーグは24日、J1~J3の全54クラブのうち、3月決算の柏、湘南、磐田、YS横浜を除く50クラブの2018年度の経営情報を開示した。昨季途中に元スペイン代表の司令塔・イニエスタが加入した神戸が、営業収益で96・6億円(前年度比44・2億円増)を計上。17年度の浦和の79・7億円を抜き、リーグ過去最高額を更新した。
神戸の営業収益は前年度比85%増で、成長率も50クラブ中トップだった。内訳は、スポンサー収入62億円(同28・5億円増)、入場料収入8・4億円(同3・2億円増)。一方、営業費用のうち、チーム人件費も、50クラブで最も高い44・7億円(同13・7億円増)だった。
50クラブ合計の営業収益は8年連続の増加で、1146億円(昨年度比131億円増)に達した。