サッカーのJ1ヴィッセル神戸は8日、ドイツ出身でバーゼル(スイス)やハンブルガーSV(ドイツ)で監督経験のあるトルステン・フィンク氏(51)が新監督に就任したと発表した。早ければ15日のFC東京戦(味スタ)から指揮を執る。吉田孝行監督は退任した。
神戸は昨秋に就任したスペイン人のフアンマヌエル・リージョ前監督(53)が、成績不振などを理由に4月に辞任。昨秋まで指揮を執った吉田監督を後任に据えた。
だが、元スペイン代表のMFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャ、元ドイツ代表のFWルーカス・ポドルスキら世界的なスターをそろえながら、けがや体調不良の選手が相次ぎ不振に。リーグ戦7連敗を喫するなど、現在はリーグ13位に低迷している。