アマゾンジャパンは、スーパー大手のライフコーポレーションの商品を、店舗から自宅に届けるサービスを始める。店内で料理した総菜や弁当、野菜も取り扱う。年内に東京都内の一部地域でスタートし、その後関西などの地域にも拡大していく。
注文は、アマゾンの有料会員サービス「プライムナウ」を利用する。注文を受けると、ライフの店員が商品を準備し、アマゾンの配送員が自宅まで届ける。配送料など詳細は未定。
ライフはすでに、インターネットで商品配送を受け付けるサービスを独自に行っている。配達範囲は店舗から1~1・5キロほどの範囲で、注文から受け取りまで最短でも3~4時間かかった。新サービスでは、最短2時間で届けられるようになり、配達範囲も広がりそうだという。
ライフによると、ネットサービスの利用登録者は、若い女性が中心だ。アマゾン会員には男性も多いことから「新規顧客の獲得にもつながる」(広報)と期待している。(橋本拓樹)