トランプ米大統領は5月31日、自身のツイッターで、6月18日にフロリダ州オーランドで選挙集会を開き、2020年大統領選での再選を目指して正式に立候補を表明することを明らかにした。ペンス副大統領も出席する予定で、同じ正副大統領のコンビで選挙戦をスタートする見通しだ。
トランプ氏は「オーランドの2万人収容のアムウェイ・センターで、2期目に向けた選挙戦を開始する予定だ。この歴史的な集会に参加しよう!」とツイートした。
与党・共和党の候補者指名争いでは、これまでにマサチューセッツ州元知事のビル・ウェルド氏(73)のみが立候補を表明している。トランプ氏は共和党内で90%近い支持率を維持しており、同党の候補者に選ばれるのは確実な情勢だ。
一方、トランプ氏と対決する野党・民主党の候補者指名争いには、現在23人が立候補を表明している。直近の世論調査によると、ジョー・バイデン前副大統領が支持率約35%で頭一つ抜け出している。民主党は6月26、27日に最初のテレビ討論会を開催する予定だ。(ワシントン=土佐茂生)