新卒一括採用や終身雇用に象徴される日本型雇用慣行をめぐり、財界人から「もう限界」などと悲観的な発言が相次いでいる。ビジネス環境の変化が激しく、今までのやり方では雇用を守れないと口をそろえる経営者たちは、どんな雇用の将来像を描いているのだろうか。大企業のトップが顔をそろえた記者会見で、記者が聞いてみた。
経団連会長「あきらめるべきだ」
日本型雇用への批判の口火を切ったのは、「財界総理」とも呼ばれる経団連会長、中西宏明氏(日立製作所会長)だ。
5月7日の記者会見で終身雇用…
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