米アップルは3日午前(日本時間4日未明)、2001年にマック上の音楽管理ソフトとして導入された「iTunes(アイチューンズ)」を、今年秋に出る新マックOS「カタリナ」からは、なくすことを明らかにした。開発者向けの会議「WWDC」で発表した。
帰ってきたiPodタッチ 4年ぶりに新モデル投入
iTunesは01年の登場以降、音楽だけでなく、ポッドキャスト、動画などの管理に機能が拡大される一方、iPhoneのデータをパソコン内にバックアップする機能も担ってきた。「カタリナ」ではiTunesが搭載されなくなり、その機能は「ミュージック」「ポッドキャスト」「TV」の三つのソフトに引き継がれる。ソフトを機能ごとに再編し、より使いやすくする狙いがある。すでにiPhone上では分かれていた機能が、マックOS上でも三つのソフトに分かれることになった。ただ、ウィンドウズOS向けに提供しているiTunesは引き続き提供されるという。
iTunesは03年、音楽を…