最近の国内景気を支えてきた企業の設備投資。2019年度の国内の設備投資額(一部企業は海外を含む)が、前年度より「増える」「やや増える」と回答したのは計64社だった。
投資を増やす企業に、主な目的(二つまで)を聞くと、最多だったのは「能力増強」(29社)。続いて「老朽化した設備の更新」(20社)、「合理化や省力化」(17社)が多かった。明治ホールディングスの川村和夫社長は「人手不足が懸念されるなか、省力化した生産ラインを投入していく」と話す。
「100社景気アンケート」特集ページ
「減る」「やや減る」としたのは計9社。高水準だった前年度からの反動を、理由に挙げる企業が目立った。
今は底堅い設備投資だが、米中…