ゴルフの日本女子アマチュア選手権(愛媛・エリエールGC松山)最終日の28日、日本ゴルフ協会の山中博史専務理事の運転するカートが、選手のキャディーバッグを積んで停車していたカートに接触した。協会によると、優勝争いをしていた19歳の古江彩佳(JGAプレミアム会員)が愛用するクラブが真っ二つに折れた。
協会によると、古江が10番ホールでプレー中、山中専務理事がカートを接触させ、はずみで3番ウッドが折れた。古江は「イライラを隠せなかった。時間なんか関係ないと思って(気づかずそのまま運転していたカートを)追いかけた。手も震えていた」と振り返った。
次のホールで予備の違うタイプの3番ウッドを使ってみたが感触は悪く、「自分のプレーより、悔しいやら悲しいやらで涙が出てきた。去年から使っていたので、特に好きなクラブだった」と話した。
山中専務理事は古江と母親に直…