損害保険大手各社が来年1月に自動車保険の保険料の引き上げを検討していることがわかった。10月の消費増税で自動車の修理代などが高くなることなどからコスト分を転嫁する方向で調整している。引き上げ幅は各社検討中だが、2~3%程度が有力だ。
引き上げを検討しているのは東京海上日動火災、三井住友海上火災、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和の4社。
自動車保険は、事故数が減少傾向にあることから保険料は引き下げが続いてきた。大手4社が自動車保険を一斉に値上げすることになれば、2014年10月以来約5年ぶりとなる。