北京市人民政府の陳◆副秘書長(◆は草かんむりに倍)は4月1日、「北京の感染予防・抑制状況が依然として厳しく複雑な局面にあることに鑑み、各方面の要求を厳格かつ実際に即して実行しなければならない。清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)連休期間中、北京市域外への外出や旅行から戻ってきた場合も、14日間の自宅隔離措置という関連要求を実行しなければならない」とした。人民網が伝えた。
北京以外から受診のため北京に来た人も14日間隔離
北京市衛生健康委員会の高小俊報道官によると、北京市の現行の感染予防・抑制要求に基づくと、北京に戻った人、北京に来た人ともに14日間の自宅隔離か集中隔離を行わなければならない。北京市は、北京市以外の患者は感染予防・抑制期間中、地元での受診を優先的に考え、往路と帰路での感染リスクを減らすことを推奨する。地元での治療能力が不足し、しかも早急な治療を必要とする患者については、地元の病院と北京の関連病院とが連携し、遠隔医療の方法で患者に対し立ち合い診断を行い、その後さらなる治療プランを決めることを勧めている。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年4月3日