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31省(区、市)の第1四半期消費データ 一番買い物したのはどこ?

国家統計局はこのほど、全国31省(自治区、直轄市)の第1四半期(1-3月)の個人消費支出の平均データを発表した。どの省(区、市)が一番買い物をしただろうか。消費の新たな注目点は何か。中新経緯が伝えた。


9省(区、市)が全国平均上回る


データによると、同期の全国の個人消費支出の平均は5082元(1元は約15.2円)だった。このうちタバコ・酒類、住居関連、交通・通信類が上位3位を占め、全体に占める割合は順に33.6%、24.4%、11.9%だった。


省(区、市)別では、上海市、北京市、浙江省、天津市、広東省、江蘇省、福建省、重慶市、湖南省の9省(市)が全国平均を上回った。


具体的にみると、上海市は1万410元で全国のトップに立ち、旺盛な購買力をみせた。2位は北京の1万3元、3位は浙江の7891元。上海と北京が非常に接近していることがわかる。


国家統計局住戸調査弁公室の方暁丹室長は、「新型コロナウイルスが住民の商品消費とサービス消費に大きな打撃を与えたが、オンライン消費と健康のための消費が急速に伸び、新たな消費経済のもつ優位性がはっきりと現れた。第1四半期には、全国国民のインターネット経由の商品・サービス購入回数は前年同期比21.2%増加した」と述べた。


北京大学国民経済研究センターの蘇剣センター長は、「オンライン消費は便利な買い物スタイルであることから家に隔離された時期の買い物の大変さを解消し、第1四半期には普段のオフライン消費の多くがオンライン消費に移行して、同期のオンライン消費は目に見えて増加した。具体的な消費パターンをみると、ライブコマースとサービス消費に人気があり、新興消費のポテンシャルの巨大さがうかがえる」と指摘した。(編集KS)


「人民網日本語版」2020年4月24日


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