オリンピックデーだった今月23日、中国卓球協会の劉国梁主席と女子卓球界の大御所である元主力選手の鄧亜萍と王楠、張怡寧が、「STAY STRONG~強く生きよう」と題する公益ライブ配信にリモート出演し、延期となった東京五輪に向けて準備を進める後輩の卓球選手たちにエールを送った。中国新聞網が報じた。
公益ライブ配信にリモート出演した女子卓球界の大御所である元主力選手の3人
劉主席は、「東京五輪は1年延期となったが、2024年のパリ五輪に1年近づくことになる。ポジティブに考えれば、3年で2度五輪に参加できる。これはチャンスでもある。そのため予期しないことに遭遇しても、積極的な姿勢と自信を保ち続けることが、本当の意味での強さだ」と語った。
鄧亜萍が、「選手はスピードアップが必要で、受け身にならずに、先手を打たなければならない」と話すと、王楠も、「五輪が延期になったことで、選手たちが心理的に戸惑う気持ちはとてもよくわかる。しかし、リズムをコントロールする能力を高め、試合中、自分のペースを保てるようにならなければならない」とアドバイスした。
張怡寧は、「五輪が1年延期になったからといって、自分がどれほど戸惑っているかばかりに思いを向けてはならない。相手の選手も同じで、みんな同じスタートラインに立っている。メンタルを調整し、整え直さなければならない」とアドバイスした。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年6月24日