韓国中央災難安全対策本部(以下、「対策本部」)は29日、中国・ベトナム・カンボジアを「新型コロナウイルス感染低リスク国家」に指定したと発表した。同日から過去14日以内に出張で上述3ヶ国を訪れていた韓国人ビジネスマンは、「韓国入国時の隔離措置」の対象から除外される。韓国聯合ニュースが報じた。
原則として、韓国への入国者は例外なく、14日間の隔離措置を受けなければならず、また、入国後3日以内にPCR検査を受ける必要がある。
これまで、隔離措置の対象外となっていたのは、韓国政府が発給した外交・公務パスポート所持者、韓国入国前に在外韓国大使館・領事館で商用あるいは国際活動参加を目的として関連証明書を取得した者、公益・人道主義の必要上韓国を訪れる者に限られていた。
対策本部は、「韓国企業社員の出張ニーズ、各国の感染者数および海外からの感染輸入症例の情勢やすう勢を総合的に勘案した上で、これら3ヶ国を『感染低リスク国家』に指定することとした。これにより、中国・ベトナム・カンボジアに出張する韓国企業の社員は、韓国に帰国した際、空港でPCR検査を受けて検査が陰性だった場合は、14日間の隔離措置を受ける必要はない」とした。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年7月31日