調査会社・ニールセンが12日に発表した報告によると、間もなく到来しようとしている5G(第5世代移動通信システム)時代に対して、中国の消費者は積極的な姿勢を見せ、それを待ちわびている。通信業界やメディア、娯楽業、遠隔教育、遠隔医療、スマートホーム、交通業、小売業が、まず5G技術の益を受ける業界となりそうだ。中国新聞社が伝えた。 報告によると、ニールセンの調査に答えた大部分の企業の上層部は、どのように5G技術を活用し、それを応用するシーンを開拓するかが、「データ・ビッグバン」時代において、企業にとって非常に重大な意義を帯びていると、はっきり認識している。今後しばらくは、ユーザーの利用料金が少しずつ安くなるにつれて、5Gスマホのアプリが、消費者向けの最も主な応用形式となるだろう。 ニールセンの研究統計によると、回答者の約5割が、5G技術が通信業界に直接もたらしている影響を感じていた。調査研究対象者の63%が、5G対応スマホに買い替えることを切に望んでいた。その願いは、中年・若年の富裕層が最も強かった。 地域別で見ると、中国二、三線都市の消費者の5Gに対する関心は、一線都市に劣っておらず、5G基地局の建設が加速し、カバー範囲が拡大を続けるにつれて、5Gスマホの二、三線都市における発展の見通しは非常に明るくなっている。 報告は、「スマートホーム製品が、スマホ以外で消費者に最も受け入れられているスマートデバイス。現在、家庭用スマート製品は中国でかなり普及しており、8割以上の家庭に少なとも一つ以上の家庭用スマート製品がある」と分析している。 各種スマートホームのシーンのうち、スマートリビングの普及率が最高だ。うち、スマートスピーカー、スマートテレビが、半数以上の消費者のスマートリビングの一部になっており、回答者の半数以上がスマートブレスレットやスマートウォッチを持っていた。 ニールセンのジャスティン・サージェント・中国エリア総裁は、「現在、5Gは一定の課題に直面しているものの、ほとんどの企業は依然として楽観的な姿勢を保っている。今後、ますます多くの企業が5Gを活用するようになり、その応用シーンが爆発的に増加するようになるだろう」との見方を示している。(編集KN) 「人民網日本語版」2020年8月13日 |
ニールセン報告「中国の消費者は5Gに積極的姿勢」
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