トヨタはライバル他社に比べ、品質とブランドが消費者により高く評価されており、感染症後に膨らむ新車ニーズを次々にとらえている。 10月11日、日産自動車が発表した情報によると、9月の中国市場における新車販売量は同5.1%増の14万1600台になったという。前年の成績を上回ったのは2ヶ月ぶりだ。「シルフィ」や「アルティマ」など主力車種が好調だった。 日産はトラックなどの小型商用車の売り上げも増加した。商用車の分野では東風汽車股フン有限公司(フンはにんべんに分)と鄭州日産汽車の9月の販売量が1万9900台に達し、同12.8%増加した。 日産の乗用車販売量は同5.3%増の11万9200台に達した。シルフィは51.4%増の5万7400台になり、9月の販売記録を塗り替えた。アルティマも同14.3%の1万1800台に達した。スポーツ用多目的車(SUV)は同2.3%増の3万5400台に達した。SUV分野で東風日産と東風啓辰の9月の販売量は11万9千台に達し、同5.3%増加した。 日産の小型商用車の販売は同12.8%増加して、1万9900台に達した。小型トラックは30%増の1万3200台と好調で、販売量全体を押し上げる役割を果たした。 ホンダの中国市場での業績もなかなかだった。10月12日にホンダが発表したデータによると、9月には中国での新車販売量が16万8900台に上り、同22.3%増加して、3ヶ月連続で前年同期を上回った。「アコード」、「シビック」、「CR-V」などの主力車種は堅調な動きをみせ、9月にはこの3車種の販売量がいずれも2万台を超え、スポーツハイブリッドの車種も累計販売量が2万600台に達した。8月末にリニューアルした「フィット」の販売量もプラスを達成した。 9月の東風ホンダの販売量は同20.2%増の8万7200台に達し、広汽ホンダは24.6%増の8万1700台に達し、この2つの合弁企業がいずれも単月の販売量の過去最高を更新し、これはホンダブランドに対する市場の評価を反映している。 その他の日系自動車メーカーの9月の販売量をみると、マツダは同1.5%増の2万900台で、1ヶ月ぶりにプラスに転じた。一方、三菱自動車は同39.5%減の7300台に落ち込み、9ヶ月連続の減少になった。(編集KS) 「人民網日本語版」2020年10月19日 |
感染症の中、日系自動車メーカーの中国における販売状況は?
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