遼寧省葫芦島市に住む劉傑さん(63)は、10ヶ月もの時間をかけて、長さ11メートルのちぎり絵「清明上河図」を完成させた。この絵はこのほど、世界技能博物館に収蔵された。劉さんは、この技巧が認められ、市の無形文化遺産継承者となった。なかでも手で紙をちぎって橋を完成させることが最も難しかったのだという。劉さんは父親と一緒に下絵のデザインを考えていたが、実際にちぎり絵で橋を作り始める段階になって、劉さんの父親は急な病で亡くなってしまった。このことは劉さんにどうしようもなく無念な思いを抱かせたという。そして今、劉さんは、この古くからの伝統手工芸が後代に引き継がれていくことを望んでいる。中央テレビ局ニュースが伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年11月17日
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