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中国のパイナップルというと、広東省徐聞県産が有名だ。徐聞県のパイナップルの栽培面積は約2万3000ヘクタール、年間約70万トンが生産されている。これは中国全土の38%、広東省全域の60%を占める数字だ。つまり中国産のパイナップル3個のうち1個は徐聞県で生産されているということになる。
徐聞県産のパイナップルを積極的に販売地域へ送り届け、中国全土の人々にこの甘くておいしい果実を味わってもらおうと、このほど「徐聞県産パイナップル」を輸送する高速鉄道専用列車が打ち出された。
専用列車は、甘粛省蘭州や北京、広州へと運ばれる。北京、上海、広東など14省/直轄市に向かって1日22本運行され、西北エリア、膠東半島、及び一部の華南エリア、中部エリア、長江デルタ経済エリアなどをカバーしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年3月4日