一般公開されたユキヒョウの赤ちゃん=旭川市の旭山動物園
北海道旭川市の旭山動物園で4月に生まれたユキヒョウの赤ちゃんが26日、一般公開された。
特集:どうぶつ新聞
雄の赤ちゃんで、体長約40センチ。体重は約4キロで、生まれた時の約4倍に育った。この日、母親のジーマの後から屋外飼育場に愛らしい姿を見せ、しばらく歩き回っていたが、15分ほどで階段下の入り口付近に隠れてしまった。ジーマは高い場所からじっと赤ちゃんを見守っていた。
坂東元園長は「成長は順調。1カ月程度で木の上に駆け上がる元気な姿が見られるようになると思う。ジーマも冷静でしっかり子育てできている」と話した。名前は公募で決める予定だ。赤ちゃんは今後も、午前中にジーマと一緒に屋外展示される。同じく同園初のアムールトラの赤ちゃんも一般公開されているが、こちらは午後に屋外展示するという。(渕沢貴子)