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巨人:空前の“厳冬更改”に

作者:未知  来源:每日新闻   更新:2005-10-11 2:34:00  点击:  切换到繁體中文

 

巨人が今オフ、超厳冬更改に踏み切ることが10日、明らかになった。3年連続のV逸どころか球団ワーストのシーズン80敗で8年ぶりのBクラスに低迷。人気ちょう落による営業不振も加わり、空前の“寒波”がナインを襲うことになる。

 「この成績だからね。かなり抑制気味になる。選手だって覚悟しているんじゃない。とにかくかなり抑制するよ」

 契約更改について清武球団代表はきっぱりと言い切った。チーム不振に加え、営業面でも不振の連続。今季から始まった実数発表での計算方法によれば主催試合の観客動員数が、昨年の299万6013人に対し今季は292万2093人に減った。「数字は言えないが、収益は確実に減っている。昨年と同じ成績でも現状維持とはいかない。上がる選手は数えるほど」と桃井球団社長。巨人戦の年間平均視聴率も10・2%と、89年の調査開始以来最低をマークし、1試合約1億円といわれる放送権料の下落も必至な状況だ。

 退団する清原の3億6000万円、退団が濃厚なローズの5億4000万円(いずれも推定)で9億円は浮く計算だが、現有戦力に恩恵はない。「FA(補強)はやる時はやるし、それとこれとは別」と清武球団代表。余剰資金は西武・豊田らのFA補強に回されることになる。

 昨年は年俸総額の1割カットを打ち出し前年比で6・9%、約2億8000万円分を削減した巨人。原新監督が打ち出したハードな秋季キャンプの後に、もっと厳しい現実が待ち構えている。

 ≪新体制の初戦惨敗に“懲罰ノック”≫グラウンドに怒声が響いた。「それぐらい正面で捕れ」「だからうまくなんねえんだ」。この日宮崎で開幕したフェニックス・リーグで、ウエスタン覇者の阪神に1-8で完敗。4回に浅井の二ゴロをトンネルし2点を献上した長田に、試合後の練習で吉村2軍監督が自ら20分以上の“懲罰ノック”。試合前から吉村2軍監督は「戦う集団に変わらないと。気持ちの入っていない選手は外す」と話していたが、新体制の初戦で展開されたぶざまな試合は、いきなり我慢の限界を超えていた。

 試合後は約20分のミーティングに続き約1時間の居残り練習。夕食も満足に取らずに約1時間半の夜間練習に突入した。宿舎に戻ったのは門限30分前の夜10時。外出も満足にできない環境に選手を追い込んだ。吉村2軍監督の鬼指導が緩みきった雰囲気を引き締める。


 

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