アメリカの証券大手リーマン・ブラザーズの破たんに伴い、金融市場で緊張感が高まっているため、日銀は金融機関同士で資金をやり取りする短期金融市場に、異例の4日連続での資金供給を行いました。
リーマン・ブラザーズの破たんを受けて、短期金融市場では外資系金融機関を中心に資金を調達する際の金利が高くなっているため、日銀は19日朝、2兆円の資金を緊急的に供給しました。
さらに午後にも1兆円を追加で供給し、異例の4日連続での大量資金供給となりました。これで今週に入ってから日銀が市場に供給した資金の総額は11兆円に達しました。
日銀は18日、短期市場にドル資金を供給する計画も明らかにしていて、市場の沈静化に努めています。(19日14:03)